コラム

子どものお薬の注意点

子どものお薬は年齢や体重に合わせて、その子の症状用に処方されています。よくきょうだいの分を飲ませてもいいかという方もいますが、市販薬のように幅広い年齢に向けてつくられている分けではなく、その子用に調合されています。

飲み忘れたからといって、2回分を一度に飲ませてはいけません。気がついたら1回分を再開します。お薬は子どもによっては飲むのを嫌がったりするため、工夫が必要です。

シロップは、スプーンやスポイトで口の奥の方に流し入れてあげると飲みやすい子が多いです。直接飲むのを嫌がる子は、少量のミルクに混ぜてほ乳瓶の乳首に入れて飲ませます。やってはいけないのが一回分のミルクに混ぜて飲ませてしまうことです。その後のミルクが嫌がって飲ませることできなくなります。粉薬は少量の水に溶かして飲ませるのが基本です。ジュースに混ぜると苦くなるので注意が必要です。